倭建命の「ネギ(泥疑)」
第27回目の続きを話すね。甲斐(かひ)の国、酒折宮(さかをりのみや)で、倭建命(やまとたけるのみこと)の問い歌「新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる」に対して、御火焼(みひたき)の老人(おきな)は「かがなべて夜には九夜、日には十日を」と答えたけど…
週刊誌などに出ているクイズで、「正解は何ペ−ジの下に」などと書いてあるけど、古事記のヤマトタケルの話の筋を読み解くための「一対の子音」については、そのヒントの一つがヤマトタケルの話の終わりのところで、タケルが白鳥になって天に飛んで行った、と…
地固めのためにちょっと遠回りして、後で「アレクサンドロスの後とロ−マ」のタイトルに戻って、ユ−ラシアでの地理的な経路などについて話すね。皆、密接に関係することなの。それに、各回、長いと読むのが疲れるから、少し短めにする。 「後で詳しく説明する…
「すめろき(天皇)」というコトバ
「あどもふ(率)」の意味と由来
倭建命の「ネギ(泥疑)」
「かたぎ(気質)」というコトバ
「ひとがら(人柄)」の「カラ」の意味
「なきがら(亡骸)」「なき(亡き)人」の「ナキ」とは
「ねぎらう」の「ネギ」
ラテン語の影
ペルシア語の影
アレクサンドロスの影
ローマの影
景行天皇の「ネギ(泥疑)」
話の順序を考えていたらすっかり日がたってしまった。途中で切るのが難しくて、長くなってしまう。でも、読みにくいから、このタイトルはやはり数回に分けて話すことにするね。 アレクサンドロスがペルシアのバビロンでその短い生涯を閉じた時、もろもろのこ…