「磐鹿六鴈」(いはか・むつかり)

13.「おつくり」のこと

ヤマトタケルとお父さんの景行天皇が仲睦まじく書かれている日本書紀の方では、景行天皇は、亡くなった息子タケル(日本武尊)のことが忘れられず、タケルが平定した国を巡(めぐ)ってみたいという思いに駆られて、東海の方から船で「上総国」(かみつふさ…